リンパ腺の存在する場所

リンパ腺というのはリンパ管からリンパ球が流れ込む器官であり、体中に600〜800箇所にも張り巡らされています。
主な場所としては鎖骨・わきの下・顎下・腹部・脚のつけ根・膝裏・耳の前・肘などです。
特に首筋から顎のライン・わきの下・脚のつけ根から膝の後ろといった場所に集中しています。

このようにリンパ腺には集中する場所があり、マッサージの場合はこのような部分に向けて流れに沿いながら行うのが効果的です。
また、リンパ腺は身体の横の部分に偏っていることが多いようです。
例えば腹部なら胸側や背中側ではなく、「両脇」をマッサージする方が良いということです。

リンパ腺には腫れやすい場所も存在します。
特に首筋から顎にかけての部分は大人のみならず子供も腫れやすい場所でもあります。
大人の場合は頸部・鎖骨の上などが腫れやすい場所として挙げられます。
リンパ腺の腫れは感染症がほとんどですが、時には悪性の腫瘍の場合も考えられます。
こうしたリンパ腺の腫れと共に体重の減少・発熱・発汗・痛みがないといった症状がある場合は、早めに病院を受診しましょう。

リンパ腺のある場所にしこりを発見したら…

リンパ腺のある場所にしこりを発見した時に、心配なのが「悪性腫瘍」である可能性です。
またリンパ腺は全身に存在するため、もし悪性であった場合には転移しやすいというのも怖い側面です。
悪性腫瘍にも度合いがあるので一概には言えませんが、リンパ腺の転移は全身への転移も考えられるので注意が必要と言えます。

リンパ腺は全身に張り巡らされた組織であるため、切除手術で完治させるのがほとんど不可能な場所でもあります。
そのため、悪性リンパ腫の場合は放射線治療・化学療法のどちらかが治療法となります。
そうした特殊な場所だけに、完治が断定できず再発の確率も高いものです。
しかし抗がん剤の効果が出やすい悪性ほど、化学療法が有効であり快方に向かいやすいのも事実です。

リンパ腺は免疫力の低下によりウイルスや細菌と戦った結果、細菌の死骸が膨張し腫れるというのが基本的な仕組みです。
首の痛みや腫れる場所によっても異なり、風邪・花粉症・炎症・疲労の蓄積による免疫バランスの乱調など原因も様々です。
何が原因かはっきりさせるためにも、早めの早期発見が治療の解決へとつながります。


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